fc2ブログ

對酒當歌(さけにむかいてうたうべし) 曹操

2010年09月14日 11:57

読み方は

対酒当歌  (酒に対(むか)いては当(まさ)に歌うべし)

人生幾何  (人生は幾何(いくばく)ぞ)

譬如朝露  (譬(たとえ)ば朝露の如し)

去日苦多  (去りし日は苦(はなは)だ多し)

慨当以慷  (慨(なげ)きを以てはまさに慷(うれ)い)

憂思難忘  (憂(うれ)う思いは忘れ難し)

何以解憂  (何を以て憂いを解かん、

唯有杜康  (唯だ杜康(さけ) 有るのみ)

意味は

酒を前にしたら歌うべきじゃないか!

人生など幾ばくのものか

たとえば朝露のように(儚いものです)

過ぎてしまった日ははなはだ多く

まったく悲憤にくれるばかりで、

憂(うれ)う思いから離れられません

何をもって憂いを解き放ちましょう。

ただそれは杜康(さけ-酒)だけですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

2008年にジョン・ウー監督が「レッドクリフ」で赤壁の戦いを描きましたが、この短歌は曹操が赤壁前夜、将兵を鼓舞するために歌にしたと云われています。

 

 

 

image

香川県の地酒で綾菊 対酒当歌



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://kohan400.blog129.fc2.com/tb.php/26-fa9cf3af
    この記事へのトラックバック


    最新記事